「Gow」 = Gnu On Windows

【REVIEW】UnixのコマンドをWindowsのコマンドプロンプトで利用可能にする「Gow」∴窓の杜

「Gow(Gnu On Windows)」は、Unix系のOSで利用されているコマンドをWindowsへ導入するためのインストーラー。GNUプロジェクトによって生み出されたコマンドを中心に、130以上もの便利なコマンドが収録されており、それらをWindowsの「コマンドプロンプト」で利用できる。また、Unix系OSで標準的なシェルのひとつである「Bash」を利用することも可能。
ファイルサイズが約10MBとコンパクトに収められているので、単にUnix系のコマンドが使いたいだけならば、オプション次第では100MBを優に超える「Cygwin」よりも手軽と言えるだろう。
導入は非常に簡単で、ウィザードに従ってインストール作業を進めるだけでよい。環境変数の設定まで自動で行なってくれる。また、フォルダの右クリックメニューに[Command Prompt here]メニューを追加することも可能。当該フォルダを作業フォルダにしてコマンドプロンプトを起動できる。ただし、Windows Vista以降では[Shift]キーを押しながら右クリックメニューを出せば、同等のことが行えるメニューを利用可能だ。

入っているコマンド(executables_list)を見ると、gawk, curl, diff, patch, md5sum, scp, sed, wgetなど、追加で入れる系が最初から入っているのはいい感じですな。
元記事にも書いてあるけど、コマンドを使いたいだけならCygwinより手軽かな?
そのうち使ってみよう。

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